騒動の発端は、1月23日の放送回に遡る。この回では、相方のせいやが小学6年生の男の子から依頼を受け、彼に代わって幼い弟妹5人の世話をする企画が展開された。しかし、この企画が「ヤングケアラー」として問題視される事態に発展し、すぐさまSNS上での激しい批判が始まったのだ。「小さい子どもが大人の役割を担うことが本当に正しいのか」という問いは、急速に拡散し、視聴者の心に火をつけた。
そんな中での粗品の動向は、多くのファンや視聴者が注目していた。彼が「1人賛否」でこの騒動についてどのように言及するのか、もしくは無視するのか、それが要注目ポイントとされていた。しかし、結局、粗品はこの問題を完全にスルーした。動画の冒頭では、「どぎついニュースやらんよ。こいつとかかわってもしゃあないわっていうニュースは取扱いません」と宣言。この一言は視聴者の注目を集めるとともに、淡々とした表現の裏に彼の判断力が見え隠れした。
YouTubeのコメント欄では、視聴者から「ヤングケアラー触れないの正解」「さすがかっこいいわ 判断間違えない」といった声があがり、粗品の判断に賛同する意見が多数寄せられている。この件に関して、せいやの行動もファンの支持を集めている。彼は、26日、自身のX(旧Twitter)に「いろんな憶測で言及を求められますが、とにかく【まだ大人になるなよ】です」と投稿した。この言葉は、番組内でせいやが長男に向かって「お前はまだ小学生や! 大人になんなよ」と告げたことに基づくものであり、子どもらしさを忘れないことこそが重要であるというメッセージで、視聴者の心に深く響いた。
粗品のスルーやせいやの発言には、ただの無関心ではなく、彼らなりの「判断」があったことが伺える。一般的に、騒動が起きた場合、著名人はメディアやSNSを通じて自分の見解を発信することが求められる。しかし、粗品とせいやは敢えてその流れに抗い、彼らのスタイルを貫いた。これにより、コンビとしての信頼感が格段に増し、ファンの支持を集める結果となった。
問題の企画を放送した朝日放送は、25日と26日にわたり、放送内容に関する声明を発表し、番組の演出に不適切な部分があったことを認め謝罪した。これに対し、視聴者たちは厳しい目を向け続ける一方、粗品とせいやがこの騒動にしっかりとした態度をもって向き合ったことに心を打たれたようだ。霜降り明星として、彼らは時には判断を下し、時には冷静に距離を置く。これは彼らのプロフェッショナルとしての姿勢を如実に示すものであり、ファンからの支持を新たに集める要素となっている。
果たしてこの騒動がどのように収束していくのか、また霜降り明星が今後どのように影響を受け、どのように今後の活動に活かしていくのか、注目が集まるところだ。日本のエンタメ界におけるこの波紋は、視聴者のみならず、メディアにも重くのしかかることであろう。今後の展開から目が離せない。
