美容外科医のまいか先生が、自身の30歳の誕生日パーティーを派手に祝ったバースデー動画が話題を呼んでいる。サンリオキャラクターの「クロミ」と「シナモロール」のカップケーキ周りで、彼女はティアラとサングラスを身に着け、まるでアイドルのように笑顔を振りまく姿が印象的であった。だが、この華やかな映像の背後には、美容外科界が抱える深刻な懸念が潜んでいる。

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まいか先生は、美容外科医として働きながらSNSで積極的にインフルエンサー活動を展開しており、InstagramやYouTubeでの彼女の投稿は、特に20歳から30歳の女性から高い人気を集めている。彼女の誕生日を祝う動画には、豪華な演出や独自のスタイルが際立っており、視聴者を瞬時に魅了している。しかし、この新たなトレンドとして浮上してきた医師の“インフルエンサー化”について、業界内では不安の声も高まっている。

「彼女は2023年に初期研修を終了したばかりで、その年中に美容外科医としてのキャリアを開始しました。信じられないことに、すでに『医局長』という肩書きを持っているのです。一般的に医局長は40代後半から50代の経験豊富な医師が就くポジションで、キャリアを積むのに長い時間が必要です。」と、医療関係者は語る。このような若い医師がSNSでインフルエンサーとして活動することは、医療界において新たな課題を浮き彫りにしている。

まいか先生の動画や投稿は、美容整形手術が身近なものであるという誤解を視聴者に与える可能性があると指摘されている。自身の施術やその結果をオープンにすることで、審美クリニックへの不当な憧れを引き起こす恐れがあるという。これに対して、医療の専門家は、SNSにおいて正しい情報の発信とリスクの説明が不可欠であるとの意見を持つ。彼女のようなインフルエンサーが持つ影響力は計り知れず、特に若年層に与える影響について慎重であるべきだ。

まいか先生の活動には、明らかな魅力と引き寄せる力があるものの、その背後には大きな責任が伴う。もし彼女が自己表現として施術の様子を発信し続けるなら、それを受け取る側にどのような影響を与えるのか、真剣に考える必要があると専門家は警鐘を鳴らしている。

現在、SNSは医療情報の拡散手段としても用いられる一方で、ユーザーが正しい情報を見極める力を養う重要性が高まっている。美容整形が特別なものでなくなった時代において、まいか先生のような存在の作用がどのような影響をもたらすのか、これからの医療界全体でしっかりと見据える必要がある。誕生日動画の派手さに一瞬ひきつけられるかもしれないが、その裏に存在する無数のリスクと責任についても、我々は目を背けてはいけない。問題は、ただのSNSトレンドでは済まされない、医療の本質に関わる深刻なテーマであることを改めて認識する必要がある。