中居正広が女性トラブルにより芸能界から引退した後、その詳細な報告書が公開され、再び注目を集めています。報告書によれば、中居は元フジテレビ女性社員に対する性暴力を認定され、逮捕の可能性も取り沙汰されています。2025年3月31日にフジテレビの清水健二社長が記者会見を開き、中居の行為を性暴力と認定したと発表しました。
事の発端は2023年6月に行われた飲み会で、中居は女性アナウンサーを一人だけ呼び出し、その場で不適切な行為を行ったとされています。フジテレビの第3者委員会は、この行為が被害者の意思に反するものであると断定しました。中居はこれまで暴力はなかったと主張してきましたが、委員会は証拠に基づいて加害の事実を認めました。
また、清水社長は、今後の法的手段を排除しない姿勢を示し、刑事や民事の両面で事件化の可能性があると強調しました。労働問題に詳しい弁護士によれば、被害女性はフジテレビにも民事責任を追求できるとされています。このため、フジテレビと中居は共同で責任を負う可能性が高まり、被害者は賠償請求においてフジテレビを巻き込むことができます。
中居は2025年1月に突然引退を発表し、その後は公の場に姿を見せることが少なくなりました。私生活では、ダンサーのMさんと約15年の交際を続けており、彼女は中居を支えているとされています。しかし、Mさんは中居の性暴力認定を知り、心境に変化が生じる可能性があると報道されています。
さらに、報告書にはタレントの「U」が登場し、彼がスイートルームでの飲み会を提案したことが明らかになりました。このタレントが松本人志であるとの憶測もネット上で広がっていますが、公式な確認はされていません。松本はフジテレビに深い関係を持つタレントであり、今回のスキャンダルに関連して名前が挙がっています。
フジテレビ内部では、長年権力を持っていた日田久氏が2025年3月末に取締役を退任し、社内文化の改善が求められています。日田氏はかつてフジテレビの実権を握っていた人物で、その影響力が今後どのように変化するか注目されています。
今回のスキャンダルは、フジテレビの企業文化やタレントとの関係性に対する大きな疑問を投げかけています。中居正広の事件は、芸能界全体に波紋を呼ぶ可能性が高く、今後の展開が注目されます。被害者の心情や、Mさんの今後の行動にも関心が寄せられており、芸能界の改革がどのように進むのか、引き続き注視する必要があります。