阪神タイガースは、来シーズンの新外国人選手として、フィラデルフィア・フィリーズからニック・ネルソン投手の獲得がほぼ確定したことが明らかになりました。ネルソン投手は2016年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから指名を受け、2020年にメジャーデビュー。その後、フィリーズに移籍し、2022年には47試合に登板して3勝2敗、防御率4.85を記録しました。
彼の持ち味は最速158kmのストレートであり、今シーズンは4試合に登板し、脱三振率は13.50を記録するなど、三振を奪う能力は高いものの、コントロールに課題があります。通算の四球率は5以上で、今シーズンは3割4分8厘の被打率を記録しています。このため、日本でのパフォーマンスが期待される中、コントロールの改善が求められます。
一方で、阪神はネルソン投手の獲得に続き、他の外国人選手の補強も進めており、島村球団本部長は年内に目処をつけたいと語っています。候補にはローガン・アレン投手や日浦選手などが名を挙げられており、特に日浦選手の獲得を望む声もあります。
また、契約公開に関する情報もあり、森下選手が4000万円アップの7800万円で契約を更新したことが伝えられました。今シーズンは129試合に出場し、126安打、打率2割7分5厘、16本塁打を記録。村上投手も1300万円アップの8000万円で契約を結び、来シーズンは防御率1点台を目指す意気込みを示しています。
今後の阪神タイガースの外国人選手の動向と、国内選手の活躍に注目が集まります。ファンの期待も高まる中、来シーズンのチーム編成がどのようになるのか、引き続き注視していきたいところです。