【松本典子】正統派アイドルのギリギリショット

Thumbnail

松本典子さん、昭和の正統派アイドルとして知られる彼女の魅力が再び注目されています。1968年1月30日、東京都に生まれた松本さんは、158cmの身長を生かし、1984年8月には第3回ミス1コンテストでグランプリを獲得しました。このときの応募総数は18万325人に達し、彼女の人気の高さを示しています。

1985年には、アイドル歌手として「春色のエアメール」でデビューし、松田聖子さんのプロデュースを受けながら活動を開始します。しかし、彼女の楽曲は全ての曲でベスト10入りを果たすことができず、松本さんは強い意志を持って日々努力を重ねました。特に、ベスト10入りするまで車移動をしないという眼かけを行っていたことが印象的です。

1987年には、車道が解禁される一方で、熱狂的なファンによる追っかけが激化しました。松本さんは、アイドルとしての活動を続ける中で精神的な不安定さを抱え、ファンに「生身の女性と恋愛しよう」と呼びかける事態に至り、多くのファンが離れてしまいました。しかし、この出来事は彼女の活動スタイルを変えるきっかけにもなりました。

その後、バラエティ番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」にレギュラー出演し、志村けんさんとの息の合ったパフォーマンスで人気を集めました。1992年には、当時のヤクルトスワローズ内野手、トン・ケンジさんと結婚し、主に子育てに専念する生活を送りましたが、時折、夫と共にトーク番組に出演することもありました。

2013年には、日本テレビの特番に出演し、10年ぶりの地上波登場を果たしました。松本典子さんの魅力は、彼女の多彩な活動と変わらぬ美しさにあります。今後の彼女の動向にも、大いに期待が寄せられています。