山下良美審判がJリーグ史上最大の誤審を連発し、両軍監督が激怒する異例の事態が発生しました。11月30日に行われた明治安田J1リーグ第37節、東京ベルディ対川崎フロンターレの試合では、審判の判断に対する批判が相次ぎました。この試合は東京Vのホーム最終戦であり、最終的には川崎が4対5で勝利しました。
試合中、山下審判は数回の疑惑のジャッジを行い、特に60分に発生したプレーが大きな波紋を呼びました。川崎のフォワード山田選手が相手ゴールキーパーと1対1になる場面で、東京Vのディフェンダー千田選手が後ろからタックルを行ったように見えましたが、山下審判はノーファウルの判定を下しました。この判定に対して川崎の選手や鬼木監督が抗議し、VARチェックも行われましたが、判定は覆りませんでした。
さらに試合の90分には、東京Vのミッドフィルダー松村選手がペナルティエリア内でパスを送り、川崎のディフェンダー高井選手の足に当たる場面がありましたが、山下審判はゴールキックの判定を下しました。この判定にも不満を抱いた鬼木監督は、激しい抗議を行い、最終的にはイエローカードを提示される事態となりました。
試合後、SNS上では山下審判に対する批判が殺到しました。「もう今期限りでJ1の割当てはやめてください」といった声や、「彼女だけ特別扱いされるのは意味がわからない」といった意見が相次ぎ、さらには攻殻を求めるためのオンライン署名が集まる事態となっています。山下審判はJリーグ初の女性審判員として注目を浴びている一方、そのレフェリングの質については疑問の声が多く寄せられています。
試合中のブーイングや、サポーターからの不満が高まる中、山下審判は過去にも問題のある判定を行っており、その影響が今後の割当てにどのように及ぶのか注目されています。また、彼女は国際舞台でも活躍しており、男子サッカー競技での審判も任されるなど、歴史的な役割を担っていますが、そのレフェリングが求められる中、さらなる改善が期待されています。
今回の試合を通じて、サッカー界における審判の重要性と、その判断が試合の結果に与える影響について再認識させられる出来事となりました。山下審判が今後どのような対応を見せるのか、そしてJリーグの審判制度にどのような変化が訪れるのか、引き続き注目が必要です。