日本共産党・田村智子委員長「高市さんが狙っているのは軍事費を増やすこと」 憲法改正議論を嘆き「日本はどこからも攻撃されていません」

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 共産党の田村智子委員長が5日、兵庫県内で衆院選の応援演説に立った。

 演説冒頭、「高市首相は何がやりたいのか、本音がどんどん出始めました」と聴衆に呼びかけた田村氏。「責任ある積極財政という名の無責任な放漫財政。赤字国債どんどん出すから、経済元気になりますよって言うんですよ。何が起こってますか?異常円安ですよ」と、批判した。

 さらに「もっと怖いのが出てきました。憲法9条を変えるためには自民党の議席がもっと必要だと、新潟の演説会で演説しました」と続けた。「今、高市さんが狙っているのは軍事費をどんどん増やすこと。外国を攻撃するミサイルが全然足りないからどんどん増やすこと。海外で戦える軍隊へと自衛隊を変えてしまうのが憲法9条を変えるということなんです」と危機感をあらわに。「私達は自衛隊の方々に海外で戦って欲しくない。日本を守る自衛隊でいいじゃないか。戦争したらだめだということを縛るのが憲法9条、これを壊すことを白紙委任するわけにはいかないんです」と訴えた。

 憲法改正議論については「野党の状況を見ると、憲法の議論をやりましょう、という党ばかりになってしまいました。立憲民主党も公明党に飲み込まれてしまって、憲法改正の議論を進めると言っています」と嘆き、「日本はどこも攻撃されていません、攻撃される恐れもありません。それでも自衛隊が海外に出かけていってアメリカ軍と一緒に戦うことができる、どこからどうみても憲法違反そのものではないでしょうか」と、言葉に力を込めた。