女性トラブルで芸能界を引退した元タレントの中居正広氏(𝟓𝟐)と疑惑の元編成幹部𝐀氏はいかにして親密になったのか――。カギとなるタイミングは、フジ社員約𝟏𝟎𝟎人が早期退職した𝟐𝟎𝟐𝟐年𝟑月。それまで中居氏がフジで絶大なる信頼を寄せていた〝ある社員〟が、この時フジを離れてしまったのだ。
「中居君が仕事絡みで女性を…という話は全然知りません。というか中居君って、そういうタイプではないと思ってました。なぜなら𝐁さんに守られている部分もあったから」
こう語るのは、𝟏𝟗𝟗𝟎年代から𝟐𝟎年余り、仕事を通じて中居氏と交流があったフジ関係者だ。
𝐁氏とは、中居氏が𝟗𝟒年、レギュラーとなった昼の生番組「笑っていいとも!」の当時ディレクターで、その後中居氏から絶大な信頼を得た〝フジの窓口〟のような人物だ。𝐁氏が手掛けた人気バラエティー番組では、中居氏を起用した名物企画もあった。
「中居君は長年、𝐁さんが携わっていましたから。𝐁さんが中居君と直接打ち合わせをしましたし、中居君が密接にかかわるのは𝐁さんという状況でした」(同)
その𝐁氏は、いわゆるお堅い人だったという。
「そもそもご飯や飲み会も控えていたし、番組の打ち上げもやりたがらなかった。𝐁さんが知らないところでそういう場があったとしても、中居君は来たこともありません」(同)
ところが𝐁氏は、𝟑年前の早期退職でフジを離れてしまう。その結果、押し出されるように中居氏と親交を深めたのが、𝐁氏のもとに長年いた部下の𝐀氏だった。𝐀氏は中居氏の女性トラブルに間接的に関わったと報じられた元編成幹部。
「中居君と𝐀氏が親密になったのは、𝐁さんが早期退職したあと。もしくは𝐁さんが番組を離れ、𝐀氏と距離ができた時。統制がとれなくなったのは、いずれかのタイミングでしょう」(同)
冒頭のフジ関係者が嘆く。
「それに中居君が乗っかっていたというのも、番組制作でずっと関わってきた我々からすれば意外でしかありません」
中居氏も𝐀氏も変わってしまったのか――。