元SMAPの中居正弘に関する性的トラブルが、フジテレビと文春の報道によって注目を集めています。昨年末から続くこの騒動は、芸能関係者Xとの問題が発端となり、現在フジが設置した第三者委員会による調査が進行中です。調査の結果は3月末に公表される見込みであり、その最大のテーマは、Xが被害を訴えたにもかかわらず、中居がコンプライアンス部門に報告もしなかった理由です。
特に注目されるのは、事件直前に中居がXを自宅でのバーベキューパーティに招待していたことです。この接待行為が、問題の核心に迫る鍵となるでしょう。昨年12月20日、中居が記者からの取材を受けた際、彼は性的トラブルについてほとんど語らず、逆に取材に対して否定的な態度を示しました。その後の2ヶ月間、中居の立場は大きく変わり、リモートワークを命じられ、役職を解かれる事態に至ります。
2月24日には、週刊文春の取材班が中居の関係者であるA氏に直撃しましたが、彼は以前とは打って変わって健康そうであり、質問に対しても強い反発を示しました。A氏は、男性タレントへの女性の供給について具体的に言及し、その様子からは緊張感が漂いました。このような状況下で、事件発覚当初は盛んに報じられていた内容が、現在ではほとんど語られなくなっていることも注目に値します。
中居自身の言動や、彼に対する取材の姿勢、さらにはフジテレビ内での動きなど、今後の展開が気になるところです。文春の報道が進展を見せる中、関係者の証言や調査結果が今後どのように影響を与えるのか、引き続き注視していきたいと思います。