人気女優の米倉涼子(48)が、映画『劇場版ドクターX』の完成をもって引退を検討していることが明らかとなった。米倉さんは神奈川県横浜市出身で、1992年に全日本国民的美少女コンテストで特別賞を受賞した後、ファッションモデルとして活動を開始。その後、2004年のドラマ『黒川の手帳』で注目を集め、2012年から放送されている医療ドラマ『ドクターX』での天才外科医・大門美子役で国民的人気を獲得した。
10月8日、都内で行われた『劇場版ドクターX』の完成報告会見において、米倉は「この映画が最後のドクターXになります」と涙ながらに発表。彼女にとって、この作品は一生忘れられないものだと語り、仲間たちと共に迎えたファイナルを感慨深く振り返った。
しかし、米倉さんは近年、健康面での厳しい問題に直面している。2019年に難病の低水液圧症候群を発症し、2022年には運動機能障害が影響を及ぼし、芸能活動に支障をきたしている。彼女はこれまで、痛みに苦しみながらも舞台や映画に取り組み、健康管理にも努力を重ねてきた。特に、アキレス腱のストレッチを行う姿が目撃されるなど、体調維持に努めている。
報道によると、米倉さんは2023年末に海外で一般男性と極秘入籍したという情報がある。夫となる男性は優しく、米倉さんを大切にしてくれる存在であるとのことだ。これまで結婚願望がないと語っていた彼女の心を動かした相手に注目が集まっている。
一方で、米倉さんが健康上の理由から引退を考えているとの報道もあり、ファンの間では心配の声が広がっている。彼女は過去の栄光にとらわれず、今の自分を受け入れ、新たな挑戦を続ける姿勢を見せている。「ストレスをなくしたら逆に私は終わる」と語る彼女は、困難な状況を乗り越え、自らの道を切り開く決意を表明している。
米倉涼子さんの今後の動向に注目が集まる中、ファンは彼女の健康回復を願い、もし引退となるならこれまでの功績を称え、新たな人生の門出を祝福する声が上がるだろう。彼女の美しさと才能、そして強さで多くの人々を魅了し続けた米倉さん。今後の活躍に期待が寄せられている。