福留功男アナウンサーが、スタッフに対する暴行事件に関連して世間の注目を集めている。福留アナは「アメリカ横断ウルトラクイズ」で知られ、テレビ界で長年活躍してきたが、2009年に突然姿を消した。彼の消失の背景には、性格上の問題や同業者との確執があったとされている。
福留アナは1942年に高知県で生まれ、明治大学を卒業後、1966年に日本テレビに入社。初めは報道部で活動し、その後アナウンス部に移籍した。1977年の「アメリカ横断ウルトラクイズ」で大きな成功を収め、1988年には「ズームイン!!朝」の総合司会に抜擢された。彼の司会によって番組は高視聴率を記録し、福留アナは一躍人気者となった。
しかし、彼の裏の顔は異なっていた。生放送中、カメラが回っていない時にはスタッフに対して暴力を振るう姿が目撃され、性格の悪さが業界内で広まっていた。また、先輩アナウンサーの徳光和夫との確執も噂されており、福留アナの独裁的な態度が徳光アナに嫌悪感を抱かせる原因となったとされる。
福留アナは、体調不良や高額なギャラが続いたことから、2009年以降はテレビから姿を消すこととなった。彼の病歴には心臓病や顔面麻痺が含まれ、業界を引退した理由の一つは「ドクターストップ」とのことだ。現在、福留アナの姿を見ることは少なくなったが、その影響力とともに、テレビ界の暗い一面を浮き彫りにしている。