長寿番組『徹子の部屋』は、1976年のスタート以来、多くの著名人が出演し続けている日本のトーク番組です。49年間にわたり、同一司会者による放送回数がギネス世界記録に認定されていますが、その歴史には数々の「放送事故」と呼ばれるシーンも存在します。
例えば、2005年に初登場した芸人のひろしさんは、自宅の布団の中に野良犬がいたと語り、黒柳徹子さんとの会話が噛み合わず視聴者からは「面白くない」との声が相次ぐ結果に。2020年にはコンビ「下振り明城」が出演し、黒柳さんを笑わせることができず、逆にその苦悩が「神会」と称賛されることとなりました。
また、魚君が2014年に出演した際は、彼の独特なボケが全てスルーされ、視聴者には「伝説の回」として記憶されました。同じく、友近さんが2016年にキャラクターを演じた際には、黒柳さんとの間に不穏な空気が漂い、後に謝罪する場面もありました。
2022年には俳優の片岡鶴太郎さんが登場し、独特な演奏を披露するも、黒柳さんは明らかに困惑した様子で、SNSでは「放送事故」との声が集まりました。その他にも、ローラさんやオズワルドの出演時にも、視聴者からは「放送事故レベル」と評されるような場面が多く見受けられました。
『徹子の部屋』は、出演者にとっては緊張の場であり、時には予想外の展開が繰り広げられることも。今後もこの伝統のある番組でどのような放送事故が起こるのか、多くの視聴者が楽しみにしています。