井上尚弥選手が5月6日に東京ドームで行われたボクシングの世界スーパー バンタム94団体タイトルマッチでルイス・ネリ選手を6回TKOで下し、34年ぶりの東京ドームボクシングを制覇。
初回にプロ初ダウンを喫した井上選手は、冷静さを取り戻し、2回にダウンを奪い返す。
井上選手は試合中にネリ選手を挑発し、観客を沸かせるシーンがあった。
ネリ選手は試合後、ダウンを奪ったことに満足感を示しつつも、敗因はディフェンスの問題であったと振り返る。
メキシコのメディアは、井上選手の強さを称賛し、ネリ選手の勇気を評価する報道を行った。
井上選手は次回、IBFとWBO同級1位のサム・グッドマン選手との試合を9月に予定している。
サウジアラビアからのオファーにより、井上選手の次の試合はウェンブリー競技場などの大規模会場で行われる可能性が高まっている。