寺尾聰さんが亡くなったとの報道が広がり、ファンや関係者の間に衝撃が走っています。寺尾さんは、代表作『ルビーの指環』で知られる俳優・歌手であり、長年にわたって日本のエンターテインメント界で活躍してきました。しかし、彼の人生には数々の波乱がありました。 寺尾さんは1947年に横浜で生まれ、若い頃から音楽活動を始めました。1965年にはカレッジトークグループ「ザ・サベージ」を結成し、1966年にデビュー。その後、1973年には女優の半分弱さんと結婚しましたが、わずか1年5ヶ月でのスピード離婚が話題となりました。離婚の理由については「価値観の不一致」が挙げられていますが、具体的な詳細は明かされていません。 寺尾さんは1982年に石原プロモーションを脱退し、その背景には厳しい業界の現実がありました。彼は「自分の考えを曲げる必要はない」と語り、自身の道を選ぶ決意を示しました。しかし、脱退後も大きな借金を抱えることになり、苦しい時期を過ごしました。 さらに、29歳の時には難病にかかり、胃の手術を受けたことで体重が20kg以上減少。健康問題も彼のキャリアに影を落としましたが、2014年にはNHKのドラマに出演し、復帰を果たしました。寺尾さんは一貫して自分を信じ、周囲の意見に惑わされることなく歩んできたと言います。 彼の死去は、エンターテインメント界における一時代の終焉を告げるものです。寺尾聰さんの功績とその波乱万丈な人生は、多くの人々の記憶に残ることでしょう。
福岡・北九州市で中学生𝟐人が殺傷された事件で、現場近くに住む𝟒𝟑歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、北九州市小倉南区の無職・平原政徳容疑者(𝟒𝟑)です。 捜査本部によりますと、平原容疑者は、𝟏𝟒日午後𝟖時半前、自宅近くのマクドナルドで中学𝟑年の男子生徒の腰を刃物のようなもので刺して重傷を負わせた疑いが持たれています。 この事件では、同級生の中島咲彩さん(𝟏𝟓)が腹部を刺されて亡くなっています。 当日の午後𝟖時𝟏𝟎分ごろ、現場に車で到着した平原容疑者は、十数分たった後、店に入り𝟐人を刺して車で逃走。 防犯カメラやドライブレコーダーの映像を百数十件解析したところ、黄色いサンダルを履いた容疑者の姿が近くの防犯カメラに映っていたことなどから逮捕に至りました。 捜査本部は今後、動機のほか、中島さん殺害の容疑についても調べる方針です。
元ジャニーズ𝐉𝐫.の男性𝟐人が、旧ジャニーズ事務所に対し、𝟒𝟔𝟎億円を超える損害賠償を求める訴えを起こしたことが分かりました。 元ジャニーズ𝐉𝐫.の飯田恭平さん(𝟑𝟕)と田中純弥さん(𝟒𝟑)は、スマイルアップ社や藤島ジュリー景子代表取締役など旧ジャニーズ事務所の元幹部を相手取り、アメリカ・ネバダ州の裁判所に提訴しました。 訴状などによりますと、𝟐人はそれぞれ𝟏𝟗𝟗𝟕年と𝟐𝟎𝟎𝟐年にネバダ州のラスベガスのホテルでジャニー喜多川氏から性被害を受けたとしています。 求めている賠償額はあわせて日本円で𝟒𝟔𝟎億円以上だということです。 飯田さんは提訴について「同じような被害に苦しむ人々に『一人ではない』というメッセージを届けたい」、田中さんは「今回の訴訟が、いずれ日本の遅れている法制度や人権意識を変えていくきっかけになれればと思います」などと話しています。 スマイル社は提訴した𝟐人について、「日本国内にお住まいであり、米国の裁判所には管轄は認められないものと考えております」などとしています。