日本テレビの長寿バラエティ番組『行列のできる相談所』が2025年3月をもって終了することが、12月12日の日韓スポーツによって報じられました。この番組は2002年にスタートし、法律問題を再現ドラマ形式で紹介する新しい形の番組として人気を博してきました。初代MCの島田紳助氏のもと、名だたる弁護士たちが出演し、約23年間にわたり多くの視聴者に愛されてきました。
しかし、近年の視聴率低下や内容のマンネリ化が指摘される中、特にフワちゃんの炎上騒動が打ち切りの決定に影響を与えたとされています。フワちゃんは2020年から同番組にレギュラー出演していましたが、2024年8月に行った不適切な投稿が波紋を呼び、芸能活動を休止する事態となりました。この騒動により、彼女の存在が番組への批判を引き起こし、制作側は厳格な対応を余儀なくされました。
同番組に出演していたフットボールアワーの後藤照樹氏は、島田紳助氏から受けたアドバイスを振り返りつつ、彼の残した大切な番組がフワちゃんの影響で終了することに憤りを感じていると述べています。東野浩司氏も、フワちゃんのため口キャラに対する批判に反論し、周囲の対応の不十分さを指摘しました。
SNS上では、番組が法律に特化した内容を持っていた頃の面白さが失われたとの声が多く見受けられ、視聴者からは「もっと早く終わらせても良かった」という意見も。島田紳助氏が不在となった後、番組の魅力が薄れたとの指摘が相次ぎ、今回の打ち切りは避けられない流れだったと言えそうです。
長年にわたり視聴者を楽しませてきたこの番組が、どのような経緯で終焉を迎えるのか、今後のテレビ業界の変化にも注目が集まります。