12月9日に行われた現役ドラフトでは、阪神タイガースが浜手投手を放出し、読売ジャイアンツから畑投手を獲得しました。浜手投手は今シーズン18試合に登板し、防御率2.11の好成績を残しましたが、タイガースの投手層の厚さから出場機会が減少していました。彼は「タイガースというチームがすごく好きだった」と感謝の言葉を述べ、新たな環境での挑戦に意欲を見せました。浜手投手は横浜DeNAベイスターズでの活躍を目指し、「競争が激しいチームで頑張っていきたい」と決意を語りました。
一方、獲得した畑投手は、近畿大学から2016年のドラフトでジャイアンツに入団し、186cmの長身から150km以上のストレートを武器にしています。彼は1年目にプロ初勝利を挙げるなどエース候補とされましたが、故障に悩まされており、今シーズンは1試合の登板にとどまりました。それでも、2軍では37試合に登板し、防御率1.41と高成績を残しており、コントロールの良さも評価されています。阪神タイガースの島村球団本部長は、畑投手の能力に期待を寄せており、「先発も中継もできるタイプ」としてチームに大きな貢献を期待しています。
また、タイガースとジャイアンツ間の選手移籍が進む中、今後さらにこの流れが続く可能性も示唆されています。浜手投手の移籍と畑投手の獲得は、両チームにとって新たな挑戦を意味し、来季のセ・リーグでの戦いがますます楽しみです。両選手の今後の活躍に注目が集まります。