歌手の山川豊さんが、ステージ4の肺がんを宣告され、緊急搬送されたことが明らかになりました。彼は66歳の誕生日を祝うために開催されたディナーショーの前に、囲み取材に応じ、自身の病状について詳細に語りました。山川さんは、昨年10月に肺がんが発覚し、病状はすでに脳や髄膜に転移していることが判明したと述べました。現在は抗がん剤「タグリッソ」を服用しており、治療の副作用にも苦しんでいる様子が伝えられましたが、彼は前向きな姿勢を崩しませんでした。
山川さんは、治療が進む中で癌が小さくなってきている兆しも感じていると語り、周囲からの励ましが自身の力になっているとも述べました。彼は「一緒に癌と戦っていきたい」とファンに呼びかけ、新曲「兄貴」を披露しながらも、日常生活に支障がないレベルであることを強調しました。
しかし、山川さんの心を悩ませているのは、兄である演歌歌手・鳥羽一郎さんの突然の死に関する噂です。彼は、兄の死に関するデマが広まったことに驚きを隠せず、兄との絆が深まったことも語りました。互いに心配し合う関係が築かれ、山川さんは兄との思い出を大切にしながら治療に励んでいます。
また、山川さんは約30年連れ添った妻との離婚についても触れ、2020年に芸能事務所を退社後、夫婦のすれ違いが生じ、今年8月に円満離婚が成立したと報じられました。離婚の理由は不倫や金銭問題ではなく、今も家族関係は良好であると伝えられています。彼は、妻に豪邸を譲り、現在はワンルームマンションで生活しているとのことです。
山川さんの病状や私生活に関するニュースは、多くの人々の関心を集めています。彼は今後も歌手活動を続ける意向を示しており、がんとの闘いを続けながら、ファンとの絆を深める姿勢を見せています。山川豊さんの明るい未来を期待したいものです。