女子ゴルフ界で注目を集めている「トリプルボギー不倫問題」に関して、特に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の理事である福本佳世氏と女子プロゴルファーの淺井咲希選手の間でのやり取りが話題となっています。この不倫騒動は、当事者が4人にも及ぶという前代未聞の事態となり、協会が選手を守る立場でありながら、被害者である淺井選手に対して冷たい対応を示していることが明らかになりました。
週刊誌の報道によると、既婚男性キャディの栗さんが、妊娠・出産を経た淺井選手の知る同業の女子プロたちと不倫関係を結んでいたことが発覚。栗さんは自らの不倫を周囲に見せびらかし、最終的にはその事実が淺井選手の耳に入ることとなりました。彼女はこの裏切りによって、心身の不調を訴えることとなり、プロゴルファーとしてのメンタル面も崩壊してしまいました。
淺井選手は、協会に相談を持ちかけたものの、福本理事からは「男女のことはどちらも悪い」という無神経な発言があったとされ、彼女の心情を理解する姿勢が欠如していました。さらに、福本理事は「不倫をすると勝てる」というような発言をし、淺井選手をさらに追い詰める結果となったのです。
協会からは、選手個人の私生活には不介入であるとする公式な見解が示されましたが、具体的な対応は依然として不明です。一方で、不倫関係にあった女子プロたちは次々と出世を果たし、協会内での活躍を続けています。これに対して淺井選手は、被害者として何の変化もなく、むしろ自らの立場が悪化していると感じています。
彼女は2025年のツアー復帰を視野に入れつつも、同じ会場で不倫相手と顔を合わせることへの精神的負担を抱えています。ゴルフはメンタル要素が強いスポーツであり、彼女がこれを克服できるかが今後の大きな課題となるでしょう。
この「トリプルボギー不倫騒動」は、単なるスキャンダルではなく、ゴルフ界全体の倫理感や組織体制が問われる深刻な問題です。JLPGAは女性プロスポーツの未来を左右する重要な役割を担っており、その中で被害者を十分にサポートしない姿勢は、非常に残念な状況と言わざるを得ません。今後の展開に注目が集まります。