マクドナルドジャパンは、2023年3月10日、主に単品メニューの値上げを発表しました。価格改定は3月12日から適用され、ハンバーガーは170円から190円、マックフライポテトSは190円から200円へと値上がりします。また、お子様向けのハッピーセットも490円から510円に変更されます。この値上げの背景には、エネルギーコストや物流費、人件費の上昇があり、顧客に満足していただける店舗体験を提供するための措置と説明されています。
ただし、全てのメニューが値上げされるわけではなく、ダブルチーズバーガーセットやマックフライポテトのM、Lサイズの価格は現行のまま維持されます。さらに、値上げ発表と同時に特別キャンペーンも開始され、マックフライポテトのM、Lサイズを特別価格で提供するほか、公式アプリでは人気メニューを100円で購入できる日替わりクーポンの配信も行われる予定です。
ネット上では様々な反応が寄せられており、「令和元年まで100円だったハンバーガーが、令和7年には1.9倍になる」といった声や、「値上げは仕方ないが、働く人たちにも還元してほしい」といった意見も見られます。一方で、競合他社のメニューと比較し、「モスバーガーの方が美味しい」との声もあり、マクドナルドの値上げが消費者に与える影響は大きいようです。
マクドナルドが新たな価格設定に踏み切った背景には、経済状況の変化があることがうかがえます。今後、顧客がどのように反応するのか、注目が集まります。