アルジェリアのボクシング選手、イマネ・ケリフが生物学的に男性であることが示された医療報告書が流出。
ケリフ選手は2024年パリオリンピック女子ボクシング66kg級で金メダルを獲得したが、性別論争に巻き込まれていた。
医療報告書によると、ケリフ選手はXY染色体を持ち、5α還元酵素欠損症の障害があることが明らかにされた。
国際ボクシング協会(IBA)は、ケリフ選手の性別確認検査を行い、男性としての特性が確認されたため、世界選手権への参加を禁止した。
日本ボクシング連盟の仲間達也会長は、性別論争の背景にIOCとIBAの政治的対立があると指摘し、社会的に女性として生きてきた人が批判にさらされるのは遺憾だと述べた。
ネット上では、ケリフ選手の金メダル剥奪を求める声が上がっており、事実が隠蔽されていた可能性についても疑問が呈されている。
IOCは全ての人間に差別を受けることなくスポーツを行う権利があるとの声明を発表している。