フジテレビは𝟏𝟐日、西岡孝洋アナウンサーが𝟑月𝟑𝟏日をもって退職することを発表した。
慶応大出身の西岡アナは𝟏𝟗𝟗𝟖年𝟒月にフジテレビに入社。『ナイスデイ』リポーター、『𝐅𝐍𝐍スーパーニュース』でキャスターを経て、『すぽると!』メインキャスター、『めざまし𝟖』で情報キャスターを務めた。
また、バンクーバー五輪、ロンドン五輪、東京五輪で実況を担当。シドニー五輪、ソチ五輪では現地キャスターを務めた他、サッカー・ワールドカップ、フィギュアースケート、𝐅𝟏など、各種スポーツ実況でも活躍した。
フジテレビ企業広報部は、西岡アナの退職について「一連の問題とは関係のない自己都合での退社ということで、間違いございません」と回答している。
西岡アナのコメントは以下の通り。
「𝟐𝟎𝟐𝟓年𝟑月𝟑𝟏日をもちまして、𝟐𝟕年間お世話になったフジテレビを退社することになりました。昨年𝟖月に会社に申し入れ、退職の準備を進めてまいりましたが、視聴者の皆さまの信頼回復が重要なこの時期に退職することには、正直なところ葛藤もあります。このような時期でのご報告となり申し訳ありません。
フジテレビでのアナウンサー人生で、幼い頃から大好きだったスポーツに携わり、オリンピックでの日本選手の金メダルの瞬間やサッカー𝐖杯の日本戦を実況できたことに本当に感謝しております。また、フィギュアースケートや𝐅𝟏の実況を通じて、視聴者の皆さまからの叱咤激励を受け、『伝える』ことの大切さを学ばせていただきました。ここ数年、自分でビジネスに挑戦したいという思いが強くなり、宅地建物取引士や行政書士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得しました。
退社後は、法律や不動産、金融などの分野で、アナウンサーとして培った『伝える力』を活かし、新たな道を歩んでいく所存です。これまで支えてくださった視聴者の皆さま、そして多くのアスリートの皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」