フジテレビのバラエティ番組「めちゃめちゃいけてる」での過酷な罰ゲームや、社内でのハラスメント問題が再び注目を集めています。お笑いタレントの大久保佳代子と濱口優が、過去の番組での体験を語る中で、フジテレビの編成幹部A氏による衝撃のパワハラの実態が明らかになりました。
大久保さんは、番組内で牛糞を浴びるという過酷な罰ゲームについて、「命の危険を感じた」と涙ながらに語りました。この罰ゲームは、当時のスタッフによってリハーサルが行われたものの、実際には極めて危険な状況が生じていたとのことです。濱口さんもこの体験を振り返り、当時の状況が今では考えられないほど過酷だったことを笑いながらも真剣に説明しました。
また、フジテレビではハラスメント問題に関する調査が開始され、社員へのアンケートが実施されています。このアンケートでは、具体的な加害者の名前を挙げることが求められ、セクハラやパワハラの実態を明らかにすることを目的としています。調査結果は匿名で集約され、第三者委員会によって報告される予定です。フジテレビ関係者は、調査が行われる背景には、昨年報じられた中井正さんの成華害問題や、元アナウンサーの長谷川豊氏による発言が影響していると語っています。
こうした騒動は、フジテレビの組織文化に対する批判を呼び起こしており、今後の調査結果に注目が集まります。大久保さんや濱口さんの告白を通じて、かつての「めちゃいけ」時代の暗い一面が浮き彫りとなり、視聴者にとっても衝撃的な内容となっています。今後もこの問題の行方を見守る必要があります。