女優として知られる五月みどり（さつきみどり）さんが、現在重度の認知症を患っているとの噂が広がっています。2024年には85歳を迎える彼女は、近年メディアへの出演が減少しており、ファンや関係者から心配の声が上がっています。

さつきさんは1939年に生まれ、長い芸能活動を経て、多くの人々に愛されてきました。しかし、2019年以降はテレビ出演が途絶え、最後の姿を見せたのは、同年の「哲子の部屋」でした。この番組では、彼女が娘と共演し、ひ孫の誕生を報告したことが記憶に新しいです。

現在、さつきさんは神奈川県湯原町に住んでいます。彼女はギフトショップを経営しており、かつては多くのファンと交流を持っていましたが、最近では店舗にも訪れることが少なくなったと言われています。所属事務所によると、引退説や認知症の噂は否定されており、彼女は「普通に生活を送っている」とのことですが、年齢に伴う物忘れはあるようです。

さつきさんがメディアに姿を見せない理由として、コロナウイルスの影響も挙げられています。過去に健康上の問題を抱えていたため、ワクチン接種を避けていることが影響し、外出を控えているとのことです。マネージャーによれば、彼女は自宅での生活を大切にし、フラワーアレンジメントを楽しんでいるということです。

また、さつきさんはこれまでに三度の離婚歴があります。最初の結婚は25歳の時で、以降も様々な恋愛を経験しました。特に、1984年に再婚した高正義さんとの関係は注目を集めましたが、ビジネス上のトラブルが原因で離婚に至りました。その後、若い歌手との結婚もありましたが、短命に終わりました。現在は、元マネージャーと事実婚の関係にあるとのことです。

子供たちの現在についても驚きの声が上がっています。最初の夫との子供たちは、女優やプロゴルファーとして活躍していましたが、現在はそれぞれの道を歩んでいるようです。

さつきさんは、最近自身のギフトショップを閉店することを決定したとのことで、長年のファンから惜しまれています。彼女は、店舗の閉店は年齢やコロナの影響を考慮した結果だと語っています。芸能活動65周年を迎えた彼女は、今後の生活についても新たなスタートを切る準備を進めているようです。

現在のさつきみどりさんの姿は、かつての華やかな女優像とは異なるものの、彼女の人生の選択や運命には、多くの人々が心を寄せています。今後も、彼女の健康と幸せを願う声が広がることでしょう。